千葉〜富士山麓一周ドライブ

日程 2001年6月15日〜16日
走行距離 392km
所要時間 16時間30分(仮眠5時間45分、その他休憩を含む)

21:30〜
ガソリンを満タンにし、近所のファミレスで食事を済ませた 後、いよいよ富士山に向けて出発した。
千鳥町から首都高速に入り、小雨の中、湾岸線を西に向かう。電光掲示 板によると、レインボーブリッジの先で渋滞があるらしい。

22:00〜
レインボーブリッジを通過し、都心環状線へ。電光掲示板が 告げていた通り、芝浦あたりが少し混み合っていた。都心環状線も断続 的に車の流れが悪くなっている。夜も遅いので空いているかと思ったが、 さすがに首都高は車が多い。さらに4号新宿線を経由し、車は中央自動車 道に入った。

23:00〜
ほどなく石川パーキングエリアに到着した私は、ここで仮眠を取る 事にした。最初は談合坂まで行こうと思っていたが、眠くなってきたので 早めに休む事にしたのだ。後部座席で横になったがなかなか寝付けず、 結局運転席を倒してそこで仮眠を取った。

翌日4:45〜
目を覚ました私は、再び出発した。相変わらず雲が低く垂れ 込め、時折小雨がぱらつくあいにくの天気だ。この時間はさすがに車が 少ない。がらがらの高速道路を、鼻歌を歌いながら順調に進む。大月の 分岐を南に折れ、車は河口湖インターへと到達した。

5:30〜
河口湖インターを降りて国道139号線を西に向かった私は、すぐに コンビニに車を止めた。ここで朝食を調達する。天気が悪いため、ここ まできても富士山は見えない。山頂まで直線距離で15kmほどのはずなの だが。
再び出発した私は139号線をさらに西に向かい、しばらく行った所で左折。 県道71号線、富士宮鳴沢線に入った。この道路は青木ヶ原樹海の中を抜け、 朝霧高原へと続いている。うっそうとした森の中を縫うように走る一本道、 走る車もほとんどなく、辺りには霧が立ち込め・・・。幻想的なのを通り 越して、ちょっと怖い。とても車を止めて休憩、という気分にはならなか った。
途中、やたらとペースの速い車(推定時速80km/h)が後ろから近づいてき たので先に行かせる。その車はまたたく間に私の車との差を広げ、やがて 霧の向こうへ消えていった。いや、決して幽霊ではない。
朝霧高原まで来ると、一転して視界が広がる。道路の両サイドには牧場 が広がり、牛が放牧されている。のどかな景色だ。県道75号線に突き当 たったところで左折、さらに県道72号線(富士白糸滝公園線)との交差 点を左折し、進路を東に取る。

7:00〜
ちょっと眠くなってきたので、道路脇のスペースに車を止め、少し 仮眠を取る。再びスタートした私は、富士山スカイラインへと車を進めた。 最初右へ左へと曲がりながら山を登っていく。
標高1000mを越えた辺りで上りはゆるやかになり、走りやすい道が続く。 相変わらず走る車は少なく、快適だ。

8:00〜
西臼塚のパーキングに車を止めて小休止。他に止まっている車は 一台もない。ここも夏になったら車であふれかえるのだろうか?
エンジンを止めると、鳥の声だけが辺りに響いていた。他には何も聞こえ ない。静かだ。相変わらず霧が深く、山頂は見えなかった。
その後再出発。しばらく進むと、5合目へと向かう道との分岐に差し掛かっ たが、そちらへは行かず、そのまま直進する。さらに行くと、道は下り坂 になった。
山麓まで下ってしばらく先、山中湖方面に向けて左折しようと思っていた のだが、曲がる所を誤って行き過ぎてしまう。だが、すぐに気付いて次の 角で曲がり、元のルートに戻る事に成功。結局国道246号線経由で国道138 号線に入り、山中湖を目指した。
須走付近で一度国道をそれてしまったが、また138号に戻り、峠を越えて 山中湖畔に差し掛かった。季節外れなのか、やはり人は少ない。

9:00〜
山中湖畔のコンビニの前に車を止めて小休止。しばし湖を眺める。 その後138号線を河口湖方面に向けて進む。この後高速に乗ればすぐに 帰れるのだが、帰りは一般道で帰る事に決める。地獄の一丁目である。
さて、帰るには右折して国道139号線に入らなければならないのだが、ここ でまたも曲がる所を行き過ぎてしまう。やむなく途中で引き返し、予定 通り139号線へ。そのまま大月まで北上する。
大月からは国道20号線へ。桂川の谷沿いに走る細い道を順調に進む。さす がにやや車は多いが、混雑というほどでもない。

11:00〜
コンビニでちょっと休憩。眠気覚ましにコーヒーを飲み、景色を 眺める。山が眼前に迫り、緑が心地よい。気合いを入れ直して(?)再出 発。
相模湖を過ぎると、道はいよいよ大垂水峠を越える。急カーブが続くが、 2台前にタンクローリーがいて流れが遅かったので、楽に走れた。峠を越え ると八王子市。あとは東京の街へと下って行くだけだ。
市街地に差し掛かると、所々で道は片道2車線に。だが道幅が狭い上に車 が多く、非常に走りにくい。おまけに都心に近づくにつれて道は渋滞し 始めた。
途中、道路を渡ろうとして真ん中で立ち往生している自転車を発見。その 辺りは中央分離帯などなく、車線の真ん中で止まっている。どちらかに少 し移動すればいくらでも交差点があるような場所なのだが・・・。チャレン ジャーだ。

13:00〜
渋滞を避けるため高井戸から首都高速に入る。都心環状線あた りが少し混雑していたが、箱崎経由で小松川線に入り、14:00頃には市川市 の自宅に到着。うーん、さすがに疲れた。


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