図書室

新フォーチュン・クエスト12巻感想

新フォーチュンクエスト12巻、面白かったですね。 最後まで一気に読んでしまいました。

ちょっと遅くなりましたが、適当に感想などまとめてみましたので、 よろしければどうぞ。

まずは見どころ、笑いどころ

枠に収まらない冒険

今回、ダンジョンの地図が事前に公表されていた事で、どのようにこの枠を 飛び出していくのか楽しみにしていましたが、やっぱりやってくれましたね。 川を辿ってマップの外に出て行くというのは、想像してませんでした。

そこからさらにダンジョンが続いていくというのは、なかなか面白かったと 思います。

モンスターにもてまくるパステルたち御一行

オークモドキにすり寄られるトラップに、グリーンドラゴンに見つめられる クレイ。あと、トラップはバクマンも乗りこなしてたし。 随分モンスターに好かれるパーティーですね。

でもやっぱり筆頭は、かつて半魚人に求婚されたパステルでしょうか。

新FQ5巻でギアに求婚されてさえいなければ、モンスターにしか好かれない 女として伝説に名を残せたのになあ。

続いて、迷言集

「おい、パステル。マッパーの腕を見せてやれ」

今回一番笑った台詞。これってやっぱり、皮肉を込めて言ってるんですよね?

そういえば、パステルも一応地図は描いてたみたいだったけど、とても役に 立ちそうなものでは無かったという事でしょうか。 最初から地図描いてないよりはましだと思うけど。

いやまあ、何だ、その。パステル頑張れ!

「眩しすぎて、何がなんだか良く分からなかったデシ」

……可愛いから許す!

ああんもう、シロちゃん頑張れ!

「『プンスー魔法』です」

役に立つのかどうかとか色々言われてましたが、それ以前に面白すぎる。名前が。 大真面目にプンスーとか言われたら、そりゃ誰でも笑うわな。

でも、敵を誘導したり欺いたり、それなりに使い道はありそうな気がするん ですよね。この魔法。

周囲の評価なんかに負けないで、キットン頑張れ!

「まるでクレイの不幸が伝染っちゃったみたいだわ」

段々、「クレイ=不幸」という方程式が骨の髄まで浸透してきましたね。 不幸な聖騎士として後世に名を残したりするんでしょうか、この人。

それにしても、読者だけでなくパステルにもそう思われているとは、 かわいそうなクレイ。

何て言うかもう、クレイ頑張れ。

最後は、今後の話

そういえば今までの予想、あんまり当たってないな。まあいつも適当な事 書いてるから、当たらなくて当然ですが。

それはさておき、次はマリーナの件ですかね。すっかり忘れてましたが、 何か思わせぶりな記述が以前ありましたし。

あとはルーミィの話かな。こちらは種族名だけ判明しましたね。 情報収集もやり易くなるでしょう。

どっちにしても、また派手に冒険して欲しいところですね。

今回はこの辺で。ここまで読んで頂いてありがとうございました。