図書室

新フォーチュン・クエストII-10巻感想

長く続いたフォーチュンクエストもいよいよあと2巻で終わり、と発表されました。

最終巻の一つ前、新フォーチュン・クエストII-10巻~ここはまだ旅の途中 <上>~の感想を書きたいと思います。

今回は上巻ということで、まだ明らかになっていない部分もありますし、まずは、 いいね!と思った事をざっくばらんに書いていきます。

序盤の雰囲気、いいね!

序盤に旅をしている途中の、皆のやり取りや雰囲気がすごく良いですね。

珍しくノルとパステルのやり取りで始まったかと思うと、トラップとクレイの じゃれあいがあったり、ノルがトラップ捕まえて座らせたり。

家族っぽいパーティーの雰囲気がよく出てたと思います。

モンスターを助けちゃうパステル、いいね!

ルーミィに言われたのもあるかもですが、モンスターに回復薬使って助けてしまう パステル。良い事ではないんでしょうけど、すごくパステルらしくていいなあと 思いました。

ペガサスに引かれる空飛ぶ馬車、いいね!

…って思ったんですが、なんか乗り心地は最悪のようで。 恐怖のペガサス六頭立ての馬車っていう表現がなかなか笑えました。

序盤で行った場所が最終目的地になる展開、いいね!

風湖のエルフを追いかけてたどり着いたのは、まさかのズールの森。

こういう、長い旅のゴール地点が序盤に行ったところだったっていう展開、いい ですよね。

最初から持ってる謎のアイテムが最後に役立つ展開、いいね!

ルーミィが最初から持ってた銀のロッド、一族の石化を解くために必要なアイテム だったんですね。

ずっと何なのか気になっていたので、最後に役に立って良かったです。

JBの登場シーン、いいね!

ゼンばあさんを乗せて飛来したかと思うと、空中でホバリングしながらサンダー ブレスを吹くブラックドラゴン。かっこいい…。

ルーミィの母親との再会、いいね!

ついに。ようやく。

もうこのあたりで胸がいっぱいになって読めなくなって、一度休憩してから残りを 読み進めました。特に好きなのはこの台詞。

「あなたですね。ぱぁーるというのは」

泣き笑いするみんなの姿が目に浮かびます。

おまけ

ゴブリン語再び。ちょっと翻訳してみました。

「いけ!!」

「かこめ!!」

「たおせ!」

「やつらだ!」

大したこと言ってないですが、一応ね。

さいごに

次はいよいよ最終巻と言われています。割と厳しいですが心強い味方もいるこの 状況、どのように展開していくのか楽しみにしています。

ではまた次の巻で。