車での長距離帰省について

私は現在千葉県北西部に住んでいますが、年に数回大阪の実家に車で帰省 しています。
せっかくなので遠方への車での帰省に関するノウハウなど、まとめてみたい と思います。

(1)私の帰省概要、ルート紹介
(2)計画を立てよう
(3)準備をしよう
(4)出発しよう
(5)子連れ帰省のポイント
(6)渋滞対策
(7)眠気対策
(8)高速道路豆知識
(9)名阪国道について
(10)トラブルの記録

※こちらの記事は私の個人的な知識、経験を基に記載されています。ご利用は 自己責任で。

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(1)私の帰省概要、ルート
最初に、私自身の帰省の概要と、帰省ルートについてです。

★区間

千葉県北西部〜大阪府南部

★距離

560〜600km
ルートにより多少差があります。

★所要時間

休憩時間と多少の渋滞を考慮して10時間で予定を立てています。
渋滞が無ければ、朝食と昼食を摂っても9時間〜9時間半程度です。
距離の長いルートを選択した場合や、子供が一緒の場合は、多少 長くなります。

★帰省ルート

東京〜大阪間の高速道路のルートについてです。意外と沢山あります。
ルート5以外は全て実際に走ったことがあります。
ルート1-1:首都高速→東名→新東名→伊勢湾岸道→東名阪道→名阪国道→西名阪道
安い、近い、早い。通常は迷わずこのルートを選択します。
ただし名阪国道が危険なので、慣れない人にはつらいです。
ルート1-2:首都高速→東名→伊勢湾岸道→東名阪道→名阪国道→西名阪道
新東名開通前のルート。通常は東名より新東名のほうが所要時間が短いですが、 新東名が事故等により渋滞した場合は迂回路に使えます。
東名と新東名の分岐点前には両方の所要時間が表示されているので、早い方を 選ぶと良いです。
ルート2-1:首都高速→東名→新東名→伊勢湾岸道→東名阪道→新名神→名神→近畿道
王道ルート。目的地が大阪府北部なら、こちらの方が良いかも。
東名阪道の四日市でよく渋滞しますが、ルート2-2より少し距離が短く、 大抵の場合こちらのほうが早いです。
ルート2-2:首都高速→東名→新東名→東名→名神→近畿道
かつての王道ルート。
新名神、東名阪道の混雑状況等により、こちらの方が早ければ選択しても良い。
名古屋の手前、伊勢湾岸道と東名が分岐する直前に名神ルートと新名神 ルートの所要時間が表示されているので、早い方を選ぶと良いです。
ルート2-3:首都高速→東名→新東名→伊勢湾岸道→東名阪道→新名神→名神→京滋バイパス→第二京阪→近畿道
名神の瀬田〜吹田が大渋滞の場合の迂回路。
名神は草津〜瀬田の一瞬しか通りません。
第二京阪を使うと通行料金は多少増えますが、空いていて快適です。
ルート3:首都高速→中央道→(東名)→東名阪道→名阪国道→西名阪道
東名は小牧JCT〜名古屋IC間を一瞬走るだけ。
東名が通行止めや大渋滞の場合の迂回路。
年末年始は、東名ルートより空いている事もあります。その代わり、雪が 降る危険性も高いです。
ルート4:首都高速→中央道→名神→京滋バイパス→第二京阪→近畿道
うちの場合、遠回りだし時間もかかるし高速代も高いので、ほとんど趣味の 世界です。 いつもと違う景色が見たい時だけ走ってます。 目的地が大阪府北部なら、ルート3よりはこちらの方が良いかも。
ルート5:首都高速→関越道→上信越道→北陸道→名神→近畿道
太平洋側が大雪で所要時間が24時間越えなどの事態に陥った場合は 役に立ちそうですが、実際には選択した事はありません。
そんなに雪が降ったら、関越道の南半分や名神もただでは済まない でしょうし、雪以外の理由で東名を迂回するだけなら中央道で事足りる からです。
まあ、普通はルート1-1、2-1あたりをお勧めします。

★一般道利用について

全区間を一般道で走破した事はありませんが、時々、一部区間で一般道を 使用する事があります。今までに利用したことのある区間をいくつか挙げます。

関(三重県)〜静岡 国道23号線〜1号線
この区間は一般道でも比較的走りやすいので、高速料金を節約したい 方はどうぞ。
静清バイパスは結構混雑している事が多いので、焼津から東は高速を 利用したほうが無難かもしれません。
伊賀上野〜大阪(四條畷) 国道163号線
名阪国道が雪で通行止めになった際に使った事があります。
伊賀上野と大阪平野をほぼ直線的に結んでいます。25号の旧道を走る よりは便利です。
国道246号線
沼津より東で東名が渋滞している場合に使用することがありますが、 よほどの事がない限り高速道路をそのまま走る方が速いです。
交通量が多い割に片側1車線の区間も結構あるので、あまりお勧めは しません。

★首都高のルートについて

千葉から大阪に向かう場合、まず首都高で東京を越えなければなり ません。その際のルートについてまとめてみました。
(帰りの場合は順番が逆になります。)

B湾岸線→K3狩場線→保土ヶ谷バイパス→横浜町田IC
都心環状線経由に比べれば合分流が楽で、走りやすいルート。
首都高が苦手で走れないという人にもお勧めです。
首都高の料金改定で値下がりしてお得感が増しました。
東名利用時限定ですが、最近一番よく使ってます。
B湾岸線→C1都心環状線→3渋谷線または4新宿線
湾岸線を利用する基本ルート。
合分流も、千葉から大阪へ向かう時はずっと左車線を走っていれば大丈夫なので、 比較的楽です。千葉への帰りでは都心環状線への分岐が右方向ですが、あとは 左車線キープで帰れます。
京葉道路→7小松川線→C1都心環状線→3渋谷線または4新宿線
小松川線の終点、箱崎付近が混雑しやすいですが、距離は短いです。
京葉道路のICが首都高より近いので、早朝限定で時々利用します。
B湾岸線→C2中央環状線→4新宿線
C2中央環状線をひたすら走って、都心を回避します。かなり遠回りです。
C1都心環状線がよほどひどい渋滞の時くらいしか使い道がありません。
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(2)計画を立てよう

★交通手段

まず最初にすべき事は、本当に車で帰省すべきかどうか再検討する事です。
飛行機、新幹線、特急列車、高速バス等、選択肢はたくさんありますので。
以下にマイカー帰省の利点と欠点を挙げてみました。ご参考までに。

利点
・人数が多ければ安上がり
・子供が騒いでも他の人に迷惑がかからない
・帰省先で車を利用できる
・行動の自由度が高い
・乗り換えの心配がない
欠点
・長距離運転による疲労が大きい
・事故のリスクが高い
・飛行機や新幹線に比べると所要時間が長い
・渋滞すると所要時間が延びる
これらを考えると、車での帰省に向いている条件は以下のようになるでしょう。
  • 長距離運転に慣れている
  • 小さい子供がいる
  • 人数が多い
  • 公共交通機関が乏しい地域への帰省である
  • 到着時刻が予定より遅れても問題ない
  • ある程度休暇日程の自由が効く
  • 運転できる人が二人以上いる
なお、長距離運転に不慣れな場合、事前に少しずつ1日で走る距離を伸ばしながら 慣れていく事をお勧めします。
最初は往復100km、次に200km、300km、500km……といった感じで。私は1日 700kmくらいが限界ですが、もっと長い距離を走る人もたくさんいるようです。
また、ドライバーが一人だと長距離は負担が大きいですが、うちのように 夫婦で運転できると負担が軽くなります。

★ルート

長距離の帰省の場合、基本は最短ルートを通る高速道路で移動する事です。
出来るだけ高速道路を利用した方が楽ですが、費用の都合でそうも行かない 場合は、道路事情を考慮に入れてどの区間で一般道を利用するか決めていき ましょう。
混雑する区間や険しい山越えの区間は高速道路を利用した方が得策ですが、 並行してバイパスが通っている区間など、一般道を走行しても大してタイム ロスにならない区間もあります。
千葉〜大阪のルートについては、「(1)私の帰省概要」も参照して下さい。

★休憩場所

どこで休憩するか、予め計画しておきます。
高速道路の場合
高速道路には、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)が 一定距離ごとに設置されていますので、これを利用するのが便利です。
目安として、SAが約50kmごと、PAが約15〜20kmごとに設置されています。
計画的な休憩は、SAで取るのがお勧めです。駐車場も広いですし、施設も 充実しています。また、給油も出来るところが多いです。
SA3つ(約150km)ごとに休憩すれば、100km制限なら1時間半、 80km制限なら2時間弱に1回、休憩することになります。

どこにSA、PAがあり、どんな施設が揃っているのかについては、各SAで もらえるSAPAガイドに詳しく載っています。また、市販の道路地図にもそう いった情報が掲載されている場合があります。

東京、名古屋、大阪といった大都市の近郊は、SAやPAが少ないです。また、 都市高速(首都高速、阪神高速、名古屋高速等)も、ほとんど休憩出来る 場所がありません。
こういった休憩施設が無い区間の直前にあるPAでは、念のため休憩して おくと良いでしょう。
東京近郊なら港北、石川、蓮田、三芳、守谷
大阪近郊なら桂川、香芝、西宮名塩あたりが該当するでしょうか。

あとは、高速を降りる直前。
一般道を走っていると、意外と休憩場所が見つからない事があります。 高速を降りる直前に休憩しておけば、少しは安心です。

帰省ラッシュ時の東名上りなら鮎沢PAもお勧め。駐車場が広くて、海老名や 足柄が混雑している時でも比較的空いてます。
名阪国道の場合
高速道路のようなちゃんとしたサービスエリアは整備されていませんが、 いくつかインター近くに大規模なドライブインがありますので、そういった 所を利用するのが良いでしょう。
無料の道路なので何度インターから出入りしても損はしません。
関ドライブイン、上野ドライブイン、針テラスあたりがおすすめです。
一般道の場合
主に道の駅、コンビニを利用する事になります。
最近はよく整備された道の駅があちこちに出来ています。駐車場も広く、 売店やレストランが完備されていたり、地元の特産品を購入できたり するところもありますので、お勧めです。
コンビニはあくまで緊急用ですが、利点は営業時間が長い事と、数が 多い事です。トイレだけ借りるのも何なので、ついでに飲み物やお菓子 でも補給しましょう。

道の駅は道路地図に記載されていますし、地図によってはコンビニも 記載されている場合があります。ただし、コンビニは出店/閉店が 激しいので、地図に載っていても無くなっている可能性があります。 ご注意を。

★給油ポイント

予めどの辺りで給油するか決めておきます。渋滞しそうな場合は早めに給油 しましょう。
高速道路利用ならサービスエリアのスタンドを利用する事になります。
早朝や夜間は営業してない場合もありますので、事前に営業時間のチェックが 必要です。
うちは無給油で800km以上走行可能なので、通常は不要。渋滞や降雪が予想される 場合は、早めに給油しておきます。

★タイムテーブル

休憩時間や食事時間を考慮に入れて、何時ごろにどこを通過するか見積もって いきます。
高速道路なら1時間当たり70〜90km程度(制限速度により差が出る)、一般道なら 1時間当たり30km程度進めます。
首都圏の一般道は1時間当たり20kmまたはそれ以下で見ておいた方が良いでしょう。 あとは地図で各区間の距離を調べれば、時刻の見積もりが出来ます。
道のりはこんな記号で書かれてます。この場合5.6km。


また、高速道路の場合、地図の後ろに載ってる料金表などにもインターチェンジ 間の距離が書かれていますので、そちらも参考になります。
ここでおよその時刻の見積もりは立てますが、ポイントは以下の2点です。
  • 余裕を持って予定を立てること
  • 当日予定より遅れても泣かないこと
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(3)準備をしよう

★持ち物

以下のようなものを準備します。一例ですので参考までに。

基本
  • 現金(何が起こるかわからないので多めに。途中でタイヤを購入した経験あり)
  • ETCカード(あれば便利なETC。割引もありがたい)
  • 地図(出来れば全行程分。どこで高速が通行止めになるか分からない。休憩場所等のチェックにも 使える。サービスエリアでもらえる物でもいい)
  • 飲み物(ペットボトルor水筒)
  • お菓子(食べやすく屑が落ちないもの。チョコ類は溶ける)
  • 飴、ガム(眠気覚ましにもなる)
  • 雨具(休憩時に使用。長距離移動ではどこで天候が悪化するか分からない)
トラブル対策
  • JAFの会員証(他のロードサービスでもOK)
  • スペアタイヤ、ジャッキ、工具(途中でスペアタイヤに交換した事あり)
  • 三角表示板(高速上でパンクや故障に見舞われた時に必要)
  • 懐中電灯(夜間作業の際に必要)
  • ブースターケーブル、牽引ロープ(有れば便利かも。幸い、私はまだお世話に なった事がありません)
冬用装備
  • スタッドレスタイヤ、チェーン(必須)
  • 手袋(チェーン着脱時、無いとつらい)
  • 雪かき用ブラシ(窓、ランプに付いた雪を落とすもの。車の上の雪も 必ず落としてから走行すること)
  • スコップ、冬用ワイパー(豪雪地帯に行くならあった方が便利かも)
東名、中央道、名神、伊勢湾岸道、東名阪道、名阪国道、 西名阪道のいずれでも冬は雪が降ります。というか、全て実際に 降られた事があります。
雪が降らないのは沖縄自動車道だけ。長距離移動時は冬用装備が必須です。

★子供用の持ち物

子供、特に乳幼児が一緒の場合の持ち物についてです。

乳離れしていない場合
  • 粉ミルク(予め小分けしておくと良い。最近はブロック状のが売られてる)
  • ミルク用のお湯(ポットで持っていく。冷めているとミルクが溶けにくい)
  • 哺乳瓶(予備も必要)
コップで飲めない場合
  • ストロー付きマグ
大人と同じものが食べられない場合
  • 離乳食(容器付きで開けたらそのまま食べられるのが便利)
おむつが取れていない場合
  • おむつ
  • おしりふき(ウエットティッシュ代わりにもなる)
共通
  • 飲み物(牛乳とかジュースとかお茶とか。小さい紙パックか、水筒が便利)
  • お菓子(食べやすくて散らかりにくいもの)
  • ビニール袋(汚れた服入れやゴミ捨て等に)
  • ティッシュ
  • タオル
  • バスタオル、毛布(寝る時に掛ける)
  • ベビーカー(休憩で車から降りる時に便利)
  • 日よけ(窓に吸盤で貼り付けられるのが便利)
  • 上着(山間部のサービスエリアは冷えます)
  • おもちゃ、おしゃぶり(泣き止ませるのに効果があるもの)
  • 酔い止め(長距離の時や体調が悪い時は、普段酔わなくても酔います)
  • 常備薬(普段使ってるのがあれば)

★車のチェック

出発の前日までに、以下のチェックを済ませておきましょう。
  • ガソリンを事前に満タンにしておく。ガス欠は恥ずかしいですよ。
  • ウォッシャー液を補充しておく。特に雪の日は必須。道路に撒かれた 融雪剤等がガラスにこびりついて、前が見えなくなります。 なお、冬は濃い目にしておかないと、凍って出なくなる事も。(経験あり)
  • エンジンオイルやバッテリーの電解液も、減っていれば補充しておく。
  • ワイパーやライト類の動作を確認しておく。特に夜間や悪天候時に これらが不具合を起こすと軽く死ねます。
  • タイヤの空気圧が適正かどうかチェックしておく。ガソリンスタンド でも見てもらえます。出発前に点検してもらいましょう。 ガソリンスタンドで空気圧をチェックしてもらうと、窒素ガスの充填 を勧められることがありますが、効果があるかどうか微妙なので遠慮 なく断ってもいいです。
その他、通常時の日常点検と同じなのですが、長距離走行前はいつも 以上に念入りに。
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(4)出発しよう
実際の走行について。基本的な事のみ書いておきます。

★ペースを抑える

ちょっと抑え気味のペースの方が疲労が少ないです。
先が長いとついつい目一杯スピードを上げて疲れが出るぎりぎりまで 長時間運転したくなりがちですが、一旦疲れきってしまうと回復させる のに時間がかかります。
意識的にちょっと遅めに走り、疲れる前に休憩するくらいの感じでいき ましょう。
先を急がないことは安全運転にもつながります。

★道路情報をこまめにチェック

事故や落下物の情報、気象情報など、重要な情報がたくさん手に入ります。
道路上で渋滞や何らかのトラブルがあっても、事前にその情報を知っていれば 安全に回避する事が出来ます。
道路情報はこまめにチェックしましょう。
「道路情報ラジオここから」の看板があれば、ラジオを1620kHzにセットする事で 情報を聞けます。最近の車には大抵ボタン一つでラジオを1620kHzにセットする 方法があるようなので、知らない方は説明書をチェックする事をお勧めします。
例えばうちの前の車だと「TUNER」ボタンを数秒間押し続ける事で、今乗ってる 車だと電波みたいなマークの付いたボタンを押すことで、CD再生中でも 道路情報に切替ができます。

★スピードオーバーしない

現在のところ、高速道路では制限速度40km/hオーバーで、一般道では 30km/hオーバーで捕まると一発で免許停止になります。 速度超過は避けましょう。
ちなみに固定式のoービスは一発免停の速度超過でないと反応しない のが普通ですが、パトcarがやって来てネズミ捕りしてた場合など、 10km/h程度の速度違反でも捕まった人がいるようです。
特に怖い(?)のが覆面○トカーと白○イ。
覆面パ○カーには以下のような特徴があるそうなので、周囲の車に 目を光らせておきましょう。
  • ガタイのいい男性が二人乗り
  • セダン
  • スチールホイール
  • 8ナンバー
  • フェンダーミラー
  • ヘルメットを積んである
  • スモークガラスになってない
  • 補助ミラーが付いてる
ただ、最近は3ナンバーでドアミラーの覆面など、例外がかなり 多いらしいので、当てはまる項目が多ければ確率が高いという程度に 見ておいて下さい。
それより、周囲の車の流れを良く見て、急に周りの車が減速したり走行 車線に戻ったりしだしたら、何かあると思って注意した方が良いです。

★90km/hのトラックに注意

90km/hのリミッターが装着されるようになったため、大型車は みんな90km/h程度で走ってます。で、問題なのが車ごとに微妙に 速度が異なること。その結果、例えば89km/hの車を91km/hの車が じわじわ追い越して行くといったような現象が良く見られます。
それにより追い越し車線が長時間90km/h程度の車で塞がれるため、 後ろから100km/hで走ってきた乗用車が数珠繋ぎになってイライラ しているという状態になります。
周囲は激しい車線変更と短い車間距離で殺伐としていますので、 十分注意しましょう。

★追い越し

走行車線(左車線)で加速してから追い越し車線(右車線)に移ります。 そのためには、追い越し前に前の車に近付きすぎない事が重要です。 早めに追越するかどうか判断して、車線変更するようにしましょう。
追い越しが終わったら速やかに左車線に戻りましょう。高速道路では、 ずっと追い越し車線を走り続けていると、通行区分帯違反で捕まります。
目的のインター、SA、PA、ジャンクションまでの距離が2kmを切ったら、 新たな追い越しは始めないようにします。
残り距離が1kmになる頃には、一番左の車線に戻っておきましょう。
ついでに、車線変更する時の注意事項について。
これから移ろうとする車線をミラーで見て、すぐ後ろの車が完全にバック ミラーに映っていたらまず安全圏。最後に目視で死角に車がいないか確認 してから車線変更しましょう。
バックミラーには映らず、ドアミラーにだけ映っている状態のときはかなり 近いです。緊急時以外はそのままの車線をキープしましょう。
また、車間距離が十分でも後ろの車が極端に早い場合は、やりすごして から車線変更したほうが安全です。

★ライトオンについて

暗くなった時にヘッドライトをつけるタイミングが遅い人が多いよう です。
薄暗い時にライトをつけずに走っていると、周囲の車から見落とされる 危険性が高まります。
目安として、地面に車の影が映らなくなったら(=太陽が見えなくなったら) ライトオンしましょう(せめてスモールライトでも)。
昼間でも曇りや雨の時はつけた方が良いです。

★後ろからあおられた場合

多分うんこが漏れそうなんだと思います。
左車線に避けて進路を譲ってあげてください。

以下のようなことをする人もいるようですが、絶対に真似しないこと。命の保障は 出来ません。また、犯罪行為になるものも多数含まれています。
  • ブレーキペダルをブレーキが作動しない程度に少しだけ踏んでブレーキランプ を点灯させつつ、アクセルを踏んで加速する
  • 左ウィンカーを出しながら延々と右車線を走行し、時々車線変更の素振りを見せる
  • 一瞬ブレーキを踏んで少しだけ減速する
  • 左から追い越されそうになったら急加速する
  • 窓からゴミとか投げる
  • 左車線の車と併走して完全に進路をブロックする
  • oービスの直前で進路を譲る
  • シフトダウンしてエンジンブレーキ
  • サイドブレーキを少し引いて減速
  • 先に行かせてハイビームであおり返す

★サイン

一般道を含め、道路上で交わされる車同士のコミュニケーションについて。 必ずしもこの通りにしなければならない訳ではありませんが、知っていると 相手の気持ちが分かって便利です。
以下、サインを出す側の立場で記述しています。

ハザード
・緊急停車するよ
・主に高速道路で:前方で渋滞発生中
 →渋滞最後尾への追突を避ける目的でよく利用されます。
・合流などで入れてもらった時:入れてくれてありがとう
 →ありがとうの意味かと思ったら実は緊急停車の意味で、追突しそうになったという話もあります。要注意。
右ウィンカー
・右折するよ
・右に車線変更するよ
・主に右車線で、前の車に対して:追い越し車線を空けてくれ
・主に右車線で、後ろの車に対して:排気ブレーキで減速する、気をつけて
左ウィンカー
・左折するよ
・左に車線変更するよ
・左車線で:路側に停車するよ
・左に寄って減速しながら:追い越して良いよ
パッシング(ライトを一瞬上向きにしてピカピカっとさせるやつ)
・前方の車に対して:道を空けてくれ
・横から入ってくる車、右左折車等に対して:出てくるな
・対向車に対して:ライトが付きっぱなしだぞ
・対向車に対して:この先でスピード違反の取締りしてるぞ
 →対向車がパッシングしてくる時は、何か異常を知らせようとしてくれている事が多いです。
・減速、停車しながら:先に行っていいよ
 →出てくるなの警告と間違える時があるので要注意。相手の減速状況をよく見ましょう。
ヘッドライトオフ
・減速、停車しながら:先に行っていいよ
 →右折待ちで対向車がライトオフにして減速・停車したら、まずこのサインです。
  良く安全を確認してから曲がらせてもらいましょう。
クラクション
・見通しの悪いところで:ここに車がいるよ
・危ないぞ
・道を空けてくれ
・短く鳴らす:ありがとう
 →ありがとうのサインは、頭を下げるとか手を挙げるとかの方が良いとも言われています。
  ただ、クラクションを使う人も結構多いです。
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(5)子連れ帰省のポイント
子連れの帰省で特にポイントとなると思われる点を以下にまとめました。
寝ててもらうのが一番
早朝か夜間にとりあえず子供を積み込んで出発し、そのまま車内で 寝ててもらうのが一番楽です。寝ている間に距離を稼いでしまいましょう。
ただし、寝不足状態で車に乗ると酔いやすいので、車に乗ると目が冴えて しまうタイプの子供なら早朝・夜間出発は危険かも。
温度管理に注意
特に乳幼児の場合。座席が暑すぎたり寒すぎたりしないかどうかよく 確認しましょう。
前の席が快適でも後ろは暑すぎたり寒すぎたり、という事は良くあります。
休憩を多めに
1時間に1回休むくらいの気持ちで行きます。
おむつが取れている子供が一緒の場合、トイレは行きたくないと言っても行かせた 方が良いようです。
休憩時に聞いても「行かない」と言うのに、走り始めるとすぐに「行きたい」と 言い出すパターンが多いのだとか。
授乳、オムツ替えについて
高速道路のサービスエリア(SA)なら、たいてい授乳室がありますので、 そこを利用して授乳やオムツ替え等が可能です。
最悪、案内所等で頼めばお湯も手に入ると思います。
哺乳瓶の煮沸消毒はまず出来ないので、心配な方は薬品で消毒するキット等を 準備のこと。

ただし、授乳室は各SAに1〜2箇所くらいしか無いので、繁忙期は混雑して なかなか使えない事も想定されます。
最悪車内で授乳およびオムツ替えをする覚悟と準備が必要です。
ひまつぶし
新しいおもちゃ、普段食べないお菓子で気を引く。あまり長い時間は持たない ですが、急場はしのげます。
マイカーなら最悪泣いてしまっても休憩場所に着くまで放置可能なので、 あまり神経質にならなくてもよろしいかと。
ベビーシート、チャイルドシートについて
死んでも外すな。
いや嘘です。
しかしいまや必需品ですね。
シートベルトで子供とシートをまとめて固定するようなタイプのが使い勝手が 良いです。載せ換えも簡単です。うちは1歳からコンビの「プリムキッズ」を愛用 してます。
シートベルトでチャイルドシートのみを固定し、チャイルドシートに付いている ベルトで子供を固定するタイプのものは、チャイルドシートをきっちり固定するのが 難しいので、使用方法をよく確認しておきましょう。
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(6)渋滞対策
長距離ドライブの天敵、渋滞。ここでは渋滞対策についてまとめました。

★渋滞に巻き込まれないために

渋滞に巻き込まれるかどうか。これは計画の時点で既に勝負が付いています。 巻き込まれないように計画する事が大切です。
以下に対策について書きます。
まずは日程をずらす事。
道路情報のサイト等で渋滞予測を確認し、渋滞が少ないと予測されている日に 移動します。
一番いいのは、世間一般とずれた休みを取る事。
例えばお盆を避けて8月第一週に帰省するとか。
一日ずらすだけでも随分違うので、連休の前後に年休をくっつけて、その日に 移動するのも有効です。
次に時間をずらす事。
早朝に出発するか、夜出発します。
都内を通る場合、首都高上り線の渋滞がだいたい朝6:00頃から始まるようなので、 それまでに都心環状線を通過するようにすれば快適に走れます。
夜に出発して道が空いている深夜〜早朝にかけて距離を稼ぐのも有効ですが、 睡眠時間と眠気のコントロールが難しいので私は苦手です。うちはいつも朝5時 出発です。
日程をずらす対策と併用すると効果絶大ですが、帰省ラッシュのピークの日は 早朝に出ようが深夜に出ようが混んでる場合も多いようです。
こういう時はピーク日の前日、夜早い時間に出発してしまうのが良いそうです。 仕事を定時で終わって帰り、すぐ出発するなどしましょう。
最後にルートをずらす事。
あまり効果は期待できません。便利な道はどこも混んでます。
渋滞予測をチェックして、少しでも渋滞の少ないルートを探してみて下さい。
お盆や正月は東名より中央道。東北道が混んでいるなら常磐道など。

★渋滞に巻き込まれたら

道路情報をこまめにチェックしましょう。これは渋滞に巻き込まれる 前から言える事ですが、事前に渋滞の位置や原因が分かっていれば、渋滞 最後尾の車に追突する危険性を避けたり、事故渋滞等を迂回して進んだり 出来る可能性が高まります。

複数車線ある道路の場合、渋滞が始まったら左端の車線にいるほうが 早く進めることが多いです。
それほど大きな差があるわけではありませんが、流れが悪くなると少し でも早く進もうと追い越し車線に出る人が増えますので、左端の車線 の方が車が少なくなるようです。

渋滞情報が表示されていたら、距離だけでなく通過時間も確認しましょう。
最近は、渋滞の距離だけでなく、渋滞を抜けるのにかかる時間も電光掲示板 に表示されるようになっています。
これをもとに、渋滞中の平均時速を計算する事ができます。
例えば、同じ渋滞10kmでも、所要時間20分なら平均30km/h、所要時間40分 なら平均15km/hです。

平均時速10km/h程度の場合、かなり流れが悪いので、迂回を検討したほうが 良いかもしれません。車線減少ポイントでの渋滞、事故渋滞等の場合は これくらいになる場合があります。
また事故渋滞の場合、時間と共にどんどん距離が伸びているようなら完全に 道が塞がっている可能性もありますので、迂回を検討しましょう。
平均時速20〜30km/hくらいなら、下手に一般道に下りたりするよりそのまま 走ったほうが速いです。自然渋滞の場合はだいたいこれくらいです。
こんなときは、あきらめてひまつぶしでもしましょう。

★渋滞時のひまつぶしについて

いくつか思いつくところを挙げてみます。
車内カラオケor音楽鑑賞
定番。歌ってれば多少眠気も覚めます。
音楽はドライバーの趣味に合わせてあげるのが基本ですが、子供が いるとそうもいかない……。
ゲーム
携帯ゲーム機、携帯電話、ボードゲームなど。
ドライバーは無理ですが、小学生以上の子供をおとなしくさせる こうかはばつぐんだ!!
ただし乗り物酔いする人にはお勧めできません。
ラジオ
遠方への帰省なら、聴いた事ないご当地番組が聴けるかも。
手動で周波数をいじってみましょう。
しりとり、クイズ、雑談
盛り上がれば楽しいです。
仲の良いグループとかなら、雑談だけでも時間が持つでしょう。
冷め切った熟年夫婦は……知りません。
携帯でインターネット
同乗者限定。面白い情報を検索してもらって読んでもらえば、 ドライバーも楽しめる、かも。
景色を見る
流れてりゃいいですけど、止まってるとねえ。
周辺の車や人を観察するというのも一つの手ですが、あまり じろじろ見ないように。
周囲の車のナンバーで計算遊び
ナンバーの4桁の数字を四則演算して10にするとか。
これはすぐ飽きる。
寝る
ドライバーを見捨てて寝る。同乗者限定。
運転を代わりながら交代で寝ると、時間が早く感じます。
妄想する
ヲタクや腐女子なら、これだけでご飯3杯はいけるはず。
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(7)眠気対策
長距離運転をする上で避けて通れないのが眠気の問題。眠気を 感じたらどうすれば良いかについてです。
答えは、寝てください。いや、まじで。
眠気を感じたら最寄のPAまたはSAで車を止めて仮眠を取り ましょう。20〜30分程度でも仮眠すると全然違いますので、 ぜひ。
ガム、飴などの眠気覚ましは、最寄のPA、SAに到着する までの緊急手段です。
なお、仮眠を済ませて再出発する時は、一度車外に出て 体を動かし、完全に身体を目覚めさせた方が良いそうです。
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(8)高速道路豆知識
高速道路に関する、どうでもいい豆知識です。興味のある方のみどうぞ。
高機能舗装
高機能舗装とは、アスファルトの石の粒の間にわざと隙間を作って おく事により、水はけや吸音性を向上させた舗装の事です。
特に雨の日など、高速道路を走っていると急にロードノイズが 静かになり、路面にほとんど水が浮いていない状態になる事が あります。そういった区間は、この高機能舗装が施されている 可能性が高いです。
ただしこの舗装、汚れがアスファルトの隙間に詰まって目詰まりを 起こすと効果が薄れるため、メンテナンスが面倒なのだとか。
謎の標識
良く見かけるけど意味の分からない標識の代表格。この標識、 除雪した雪を道路外に捨ててはならない区間を示しています。

左の標識から右の標識までの間が、道路外に雪を捨ててはいけない 区間となります。
たいてい、道路の下に道や民家などがあります。
キロポスト
小さい横長の標識に数字が記載されています。
これに記載されているのは起点からの距離。東名、名神の場合は 東京ICからの距離になっています。他の高速道路でも、基本的に 東京よりの起点からの距離になっています。
通常100mごとに設置されており、1kmごとに少し大きい色違いの ものが設置されています。
高速道路上で場所を表すのによく用いられますので、見方を把握 しておきましょう。
下の図で、上が55キロポスト、下が23.4キロポストです。

例えば、東名下り55キロポスト付近、などと言えば場所を特定 できる訳です。
反射板に付いた風車みたいなの
道路わきにあるオレンジ色の丸くて小さい反射板。よく見ると 風車みたいなのが付いていてくるくる回っています。
あれは、反射板の表面を掃除するためのものです。車が通ると 風圧で風車みたいなのがくるくる回り、それに伴って風車に取り 付けられたブラシが反射板表面の汚れを落とす、という寸法です。

上の図の赤色部分がブラシになっています。
ちなみにこの反射板、デリニエーターとう名前だそうです。
レーンマーク
車線を分ける白い点線のこと。
高速道路では、白線の長さが8m、間隔が12mと決まっています。 つまり、白線の始点から次の白線の始点まで約20m。
この長さを覚えていると、どこでもおおまかな車間距離を測ることが 出来ます。
長大トンネル
高速道路はあまり急なカーブが作れないので、山間部では長い トンネルが多くなります。
日本の高速道路にある代表的な長大トンネルは以下の通りです。

関越トンネル 関越道 上り線 11,055m、下り線 10,926m
飛騨トンネル 東海北陸道 全長10,712m
恵那山トンネル 中央道 上り線 8,649m、下り線 8,489m
肥後トンネル 九州道 下り線 6,340m、上り線 6,330m

ちなみに、全長が5kmを超えると、危険物積載車が通行できなく なります。よって危険物を積載した車は、長大トンネルの直前の インターチェンジで降りて山道を走った後、また高速道路に 復帰するという事になります。トンネルを走行するよりかえって 危険な気がしますね。
クロソイド曲線
クロソイド曲線とは、曲率の変化率が一定の曲線の事。
高速道路のカーブはこのクロソイド曲線の形になっています。
もし高速道路が直線と円弧(曲率が一定)だけの組み合わせで出来て いたら、直線からカーブに差し掛かった途端に一気にハンドルを 切らなければ道路に沿って走れません。でもクロソイド曲線に なっていれば、少しずつハンドルを切る事で道路に沿って走れる ようになる訳です。
逆に、曲がり始めはゆるやかでもだんだん曲がり方がきつくなって いきますので、オーバースピードで突っ込むと後が大変です。
プロビーム照明
新東名のトンネルで採用されている照明方式。
従来のトンネル内の照明は真下を照らすようになっていましたが、 新東名のトンネルの照明は斜め前を照らすようになっています。
これにより、前方の車が明るく見えるため、トンネル内でもすごく 視界がクリアに感じます。
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(9)名阪国道について
私が帰省でよく利用する名阪国道についてです。ちょっと変わった 道路なので紹介してみました。
どこにある?
三重県の関と奈良県の天理の間を結ぶ、全長約73kmの バイパス道路です。
三重県側は亀山ICで東名阪自動車道と、奈良県側は西名阪 自動車道と直接つながっています。
一般道?高速道路?
本線上に信号が無い自動車専用道路で、出入り口もインター チェンジになっているので、一見高速道路のように見えます。
しかし、実際には一般道です。高速道路のつもりで飛ばして いると大変な事になります。
料金は?
全線無料です。開通した時から無料です。
これだけの長さの自動車専用道路が無料というのは、国内では 他に例が無いのではないかと思います。
制限速度は?
制限速度は60km/h(一部70km/hの区間あり)。一般道という事もあり、 この速度です。
飛ばしている車が多いですが、つられて100km/hほど出して しまうと一発で免許停止です。気を付けましょう。
線形と道幅について
高速道路でないためか、カーブも勾配もかなりきつい所が あります。高速道路の感覚で走っていると事故を起こします。
奈良側の終点近くには、Ωカーブとも呼ばれる急坂・急カーブ の区間もあります。ここの下りで子供が泣いた事があるくらい すごい所です。
速度差
勾配がきついので、上り坂では失速したトレーラーや大型トラックが 30km/h未満の超鈍足で走っている事があります。
その横を100km/hオーバーで追い抜いていく車もいるので、 走行車線と追い越し車線の速度差が70km/h以上になって しまいます。
これではろくに車線変更が出来ません。
車間距離
とにかく短いです。
交通量が多いせいか、みんなが遅い車を追い越そうと追い越し 車線に殺到するからか、車が密集して走っています。
余計に車線変更が難しくなります。
以上のように大変殺伐とした道路ですので、通行される際は 十分ご注意下さい。
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(10)トラブルの記録
これまでの帰省で経験したトラブル等の記録です。

★タイヤパンク

名阪国道走行中、何かを踏みつけたのか後輪がパンク。
幸いコントロール可能な状況だったため、とりあえず車を 路側帯に寄せ、三角板を置いてガードレールの外側に避難。
路側帯での作業は危険なため、電話でJAFを呼びました。
JAFが到着すると、とりあえずパンクしたタイヤをスペア タイヤに交換。
最寄り(といっても結構離れてた)のタイヤ店を紹介して もらい、そこまで移動して一個だけタイヤを購入して交換 してもらいました。

★タイヤ異常

伊勢湾岸道走行中、妙に規則的な振動を感じました。SAに 停まった時にタイヤを良く見てみると、タイヤの接地面の 一部が奇妙に盛り上がっているのを発見。
SAのガソリンスタンドにはタイヤが売られていなかったので、 どこに行けばタイヤを売っているか聞いてみると、高速道路 を降りてすぐのところにあるガソリンスタンドにあるとの事。
とりあえずSAの駐車場で傷んだタイヤをスペアタイヤに交換 し、高速を降りてガソリンスタンドでタイヤを購入、交換 してもらいました。

★大渋滞

千葉〜大阪間の移動で17時間かかった事が過去に2回あります。
<その1>
時期:2001年正月?(日付不明)
時間:14時頃〜翌7時頃
目的:年末年始に帰省した帰り
原因:雪

西名阪道で奈良県に入った頃から雪が降り始め、名阪国道の上野あたりで 完全にストップ。しばらくしてようやく流れ始めましたが、動けなくなった 車が停まってたり、目の前で車がガードレールにゆっくり突っ込んでいったり。
この時は、名阪上野〜鈴鹿と東名御殿場付近でチェーン装着が必要になりま した。まさか一晩に2回もチェーンを着脱する羽目になるとは思いません でした。事前に装着の練習をしておいて良かったです。
最後は雪が舞う首都高3号渋谷線を越え、翌朝になってようやくマンションに たどり着きました。
たまたまこの時は父と二人での移動だったので運転を交代しながら進み ましたが、一人だったら途中であきらめていたでしょう。
<その2>
時期:2002年8月10日
時間:4時30分頃〜21時30分頃
目的:夏休みの帰省の行き
原因:お盆の帰省ラッシュ

妻(当時はまだ結婚前)を初めて実家まで連れて行ったとき。
朝から妻の実家に寄ったのもあり、いきなり出遅れ気味。首都高に乗る前に 渋滞に巻き込まれる状態。
その後も断続的にお盆の帰省ラッシュによる渋滞に巻き込まれ続けましたが、 極めつけは東名阪の鈴鹿で事故渋滞。車が炎上するかなり大規模な事故 だったらしく、ほとんど進まない状態が続きました。
その後流れ始めるも、団子状態の車列の中にいるせいか名阪国道の途中で 何度も渋滞。
結局実家に着いたのは夜も遅くなってからでした。
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最後に。
ここまで読んで下さりありがとうございました。少しでも役立てて頂ければ 幸いです。


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