サモンナイト4の感想

ようやく1周目をクリアしましたので、感想等をまとめてみたいと思います。 ちなみに私は、サモンナイトシリーズはこの4が初プレイなので、過去の作品 については良く分かってません。 また、クリアするまでは基本的に攻略情報はシャットアウトしてましたが、 ブレイブクリアの条件とか食材の入手方法とかは途中で確認してます。

クリア成績
成績は以下のとおりでした。戦闘不能者が13章で2人、最終話で5人くらい (ユニット召喚獣含む)出たのでどうかと思いましたが、何とかS評価でした。

カルマ値:S
ブレイブクリア:20回
宿屋の評価:☆48
総合ランク:S

プレイ時間は99時間59分でカンストしてしまっていたので、詳しくは 分かりません。おそらく130時間くらいかかっていたのではないかと。
ミニゲームやりすぎ?? それとも考える時間が長すぎ??

初クリア時の最終話でのメンバー、レベル、クラスは下記のとおりです。
ライ(LV29、越響者)
ミルリーフ(LV29、慈愛の魔法竜)
リシェル(LV29、機界の新星)
ルシアン(LV29、俊英の剣士)
グラッド(LV29、紫紺の槍將)
ミント(LV29、翡翠の賢者)
リビエル(LV29、凛々たる星天使)
ポムニット(LV28、無敵のメイドさん)
サポートはエニシアです。19章は、上記と同メンバーでサポートに アロエリを使ってました。

ちなみに、エンディングはポムニットさんでした。
18話の時点でエンディングの候補に残っていたのは、ミルリーフ、 アカネ、ポムニットさんの3人です。

ストーリー
ギアンの最終目的が父親への復讐というのは、ちょっと肩透かしを くらった感じです。
さんざん引っ張っておいてそれかよ、みたいな。

それと、召喚獣と人間の関係について問題提起されてましたが、これは 今後改善していきましょうっていう事なんでしょうかね。クリア時点で あるべき姿を理解しているのは主人公たちだけみたいでしたし。
まあそこまで解決するのは難しいでしょうけど。

気になった所をいろいろ書きましたが、グランバルドやポムニットさんが 仲間になる時のイベントなんかは良かったですね。キャラクターたちが 敵も含めてみんな「いい人」で。
あと、アカネ関連のイベントも面白かったです。お前、恩を仇で返す なよ……。

え? 主人公の父親と妹?
生き別れた妹がいるような気がしていたが別にそんなことは なかったぜ!
(注:本当は居ます。)

難易度
メインの戦闘の難易度ですが、ブレイブクリアを目指すとかなり 難しいですね。16話〜17話1戦目あたりでかなり苦戦しました。
13話と最終話も苦戦しましたが、こちらはブレイブクリア無しなので もうちょっとレベルを上げておけば良かったです。
まあ昔のファイアーエムブレムやベルウィックサーガに慣れていれば、 これくらいで丁度良いのかも知れませんが。

また、フリーバトルでレベルを上げれば簡単にクリアできる、という救済措置が あるのはすごく良いです。逆にそれがあるために、あくまでブレイブクリアを 目指すかレベルを上げてしまうか、散々悩むことになるんですけどね。

システム
まずは戦闘について。
移動距離と比較して弓と銃の射程距離が長すぎるような気がしたのですが、 プレイしているうちに慣れてきました。
召喚術のエフェクトが飛ばせるのは便利。何度も同じのを見てると飽きて きますので。

次にアドベンチャーパートについて。
あちこち移動しながら会話イベントを見るのは、なんかわくわくして 楽しいです。
所々、会話イベント内で動きを表現していた部分は、いまいちな感じ でしたが。贅沢を言えば、ここぞっていう所でアニメーションとか 入れると良いかも。
それから、会話がR2+×ボタンですっ飛ばせるのは、同じマップをやり直す 時とかに重宝しました。

最後にエンディングについて。
キャラクターごとのエンディングは、まあ悪くはないんですが、結局 全部は見切れないのがなあ。18話の時点で何人か候補が残っていても、 19話と最終話をやり直さないといけないし。
せめて候補に残った何人分かは、いくつも戦闘をやり直さなくても全部 見られるようにならないもんでしょうか。

ミニゲーム
む、難しい! というのが正直な感想です。

特にガーデンパズルとてきぱきキッチンは強烈でした。
ガーデンパズルは最終的にはすべて自力で解きましたが、ステージ10と 33でそれぞれ2〜3日足止めをくらいました。
てきぱきキッチンもメモなし暗記のみでレベル30までクリアしましたが、 レベル29で何度もやり直す羽目になりました。

まあ面白いといえば面白いのですが、高評価を得るためには本編そっち のけで毎話ミニゲームをやらないといけない、というつくりはあまり 嬉しくないですね。あくまでおまけであって欲しいところです。

その他のミニゲームについても書いておきます。

釣りは、コントローラーを上下逆にして床に置き、右手をLレバーに添えて ぐりぐり回すようにしてから確実に釣れるようになりました。左手は ×ボタン辺りを軽く連打でOKです。主も釣れましたが、主が釣れる条件は 良く分かりませんね。

ガチンコトレーニングは慣れればパーフェクトが取れるようになりますが、 序盤は苦戦しました。

スクラッチは運頼みなので、どうしようもないなあ。おまけに各話ごとに 景品が変わるというのがなかなか極悪。ほとんどあきらめました。

キャラクター
それぞれ魅力的で良かったですね。サモンナイトはキャラゲーだな。
以下、個別に感想等書いていきます。まずは一軍キャラから。

●ライ
戦士型にしました。
銃が使えるほうが強かったのかも知れませんが、ファンタジーの雰囲気には 槍のほうが合うかと思い、槍装備を選んでます。
歳の割には結構人格者ですね。ダメ親父を反面教師にして成長したんで しょうか。
戦闘では、安心して最前線を任せられるキャラでした。

●ミルリーフ
超が付くほどの甘えん坊キャラ。
若干15歳にして彼女に「パパ」と呼ばれる主人公が不憫。
声はあずまんが大王のかおりんと一緒ですね。キャラはだいぶ違いますが。
戦闘では、竜形態で囮役、壁役として活躍しました。自動回復が便利すぎ です。

●リシェル
ツンデレキャラ筆頭。
私を待たせた時点で寝坊、と言い切る辺りがすごい。
あずまんが大王の大阪さんと同じ声とは思えんなあ。
戦闘では、ビットガンマーをお気に入りに据えて最後まで使ってました。 麻痺の追加効果のある召喚術が、敵の手数を減らせて便利ですね。

●ルシアン
気の強いお姉ちゃんに振り回される気の弱い弟、といった感じか。
調整したりなだめたりが上手そうです。
戦闘では守備力重視で育てて壁役にしてました。魔法に弱いのが欠点 ですが、斜め斬りとブロックがあるので物理ダメージはかなり抑制でき ます。

●グラッド
実直なお兄さんキャラ。ミントさんへの片思いは実らないよなあ。
いい人だと思うんだけどなあ。
戦闘では槍を使って反撃されないところから攻撃したり、並んだ敵を まとめて攻撃したり、前線で活躍してました。

●ミント
おっぱ(略)。
ぽわーんとした雰囲気がなんとも良い感じの、お姉さんキャラ。
戦闘では魔法攻撃の要として、また回復の補助として大活躍でした。
お気に入りはもちろん「オヤカタ」です。

●リビエル
デコ天使にして、ツンデレキャラその2。
言うことは時々きついですが、甘いもの(プリン)好きで眼鏡っ子で、 なかなか萌えキャラです。
戦闘では聖母プラーマをお気に入りに設定、回復のエースとして重宝 してました。
弓が似合うなあと思ってたので、装備できるようになって良かった です。

●ポムニットさん
一番のお気に入りキャラです。
メイドさん萌え〜。
いろんな所でとばっちり食ってるような感じの役どころですね。 正体にはびっくりでしたが。
戦闘では、仲間になってからもしばらくはサポートで使ってましたが、 終盤ではエースに成長しました。
最終話ではダブルアタックやメイドクライシスでラスボスのHPを削り まくり。一番ラスボスにダメージを与えたのは彼女だと思います。


続いて二軍キャラ。まあ、二軍といいながらフリーバトルを中心に 結構使ってますが。

●セイロン
アチョーとかホワタァーとか言ってるから格闘系の キャラかと思ったら、唯一Sランクの鬼属性召喚術が使えるキャラ なんですね。
途中から魔力重視の育成に切り替えました。
お気に入りはミョージンにしてました。

●アロエリ
一人称が「オレ」。ツンデレキャラその3。
「と、とにかく、謝ったからなっ」って、あんたどこまでツンツン しとるねん。
声はあずまんが大王の榊さんと同じですね。
戦闘では、遠距離から攻撃できるのを活かして、獣皇やらクラウレやら 強いキャラを誘導しながら削り倒すのに使ってました。

●シンゲン
夢見がちなほかのキャラたちを現実路線に引き戻す人、といった感じの 役どころかな。
子安さんの声が良いですね。
居合いがかっこいいですが、あまり使わなかったなあ。

●アルバ
すごく子供っぽく見えるけど、主人公たちと同年代だよなあ??
一番「勇者」っぽいキャラかも。
戦闘では、装備の強化が後手に回っていまひとつ活躍できず。
いっつも主人公のお下がりでごめんね……。

●アカネ
「お助け〜」とか言ってるのが可愛いけど、空き巣はいかんぜよ。
見切りの回避率が異様に高いですね。ただ、打たれ弱いので前線には 出しにくいです。

●グランバルド
ごついロボットで男なのに「どじっ娘属性」。なかなか憎めない キャラです。
「ぐらん、がんばる!」「あたれー!」の掛け声が印象的。 でも魔法耐性無さすぎ。


さらに、敵キャラやらゲストキャラやら、その他印象に残った人たち。

●セクター
結局仲間にはならなかったなあ。攻略情報を後で見たところ、微妙な 選択肢の違いで仲間になるかどうか決まるとか。
そりゃ分からんわ。

●クラウレ
え? この人も生き残って仲間になることあるの?!
なんだ、サポート専用ならどうでもいいや。

●テイラー
密かに本作品一のツンデレキャラ。さすがはリシェルの親父 です。
お約束どおり、終盤でケンタロウに「お前のためにやってるんじゃない」 みたいな台詞を吐いてくれました。

●クノン
ナースだナース!!(おい)
感情表現が乏しい。だがそれがいい。
看護ロボットっていう割には、やたら強かった記憶がありますが。

●パナシェ
わんこだわんこ!!(おいおい)
ぼーっと突っ立って何やってるのかと思ったら、おとりって……。 引っかかる人いるの?

●ユエル
わん(以下略)
無邪気さが長所の獣っ子。
風呂嫌いを何とかしないと、嫌われますぞ〜。

●ルヴァイド
マイメロディのうさみみ仮面とおんなじ声……。そればっかり 気になって、台詞が頭に入ってきません。

●ゲック
月9? 何ちゅう名前だ。
この人苦手です。いっつも苦戦するから。ちゃんと麻痺対策しないと 駄目ですね。

●カサス
こっちは火曜サスペンス劇場か。
出てくるたびにステータスの高さにびびります。

●レンドラー
連続ドラマ……。
この人、いつも暑苦しいですね。

●ローレット
「花まるをあげましょう」とか「バッテン3つ分くらいの失態ですわ」 とか。根っからの世話役キャラですね。

●アプセット
三姉妹の中では一番おとなしそう。仲間に入って欲しかった。
耳かき無料体験希望!!

●ミリネージ
「えっちすけっちわんたっちーっ♪」って、お前歳いくつ だよ??

●エニシア
結構天然さんなのか?
なんか悪意なくギアンに利用されて主人公たちと敵対してたみたいな。
オープニングアニメの絵柄はいまいちだったけど、ゲーム中の絵は 幻想的でなかなか良いです。

●ギアン
眼鏡でイケメンで悪人で、テイルズオブジアビスのジェイドっぽいなあ (!?)。
「その気になれば力づくで何でも出来る」発言が怒りを誘いますな。


長くなりましたがもう一息。最後にお気に入りの召喚獣。

●ポワソ
見た目が可愛い! でも遠距離攻撃も使えないし肉弾戦もいまいちだし、 役に立たない! という訳で、残念ながら二軍落ちしました。
妻が使え使えとうるさいので最終戦で復帰しましたが、あえなく ギアンに送還されてしまいました……。

●聖母プラーマ
祝福の聖域が強烈。全員まとめて回復できます。
ミスティスフレを選択するとハートマークが出るんですが、すました 顔して内心喜んでるのかと思うとなかなか可愛いですな。

●スライムポット
これも見た目が可愛い。っていうか、お気に入りの基準が見た目 ばっかりだな。
敵にマトワリンを使われると、地味に嫌です。

●セイレーヌ
予備の回復召喚術として、かなり活躍してもらいました。

●ビットガンマー
最初にレベルを上げてしまったので、結局そのまま最後まで使って ました。消費MP少ないし、麻痺させる召喚術もあるし。

●ミョージン
遠距離攻撃覚えるし、抗魔の領域も覚えるし。初期レベルではいまいち だけど、成長させれば使えます。

●オヤカタ
見た目は可愛いけど、強くて頼りになります。壁役兼アタッカーとして、 最前線で頑張ってくれました。

●ゴレム
こいつの物理攻撃に対する耐性の高さは異常。敵に召喚師さえいなければ 無敵です。ほとんどのイベントバトルに出場してました。

ふー、疲れた。とりあえずこの辺まで。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。


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